物心をついた時から両親が好きになれません。わたしはおかしいですか?
昔から両親が好きではありません。私って変わっているのでしょうか?
缶コーヒーさまからのご相談。切っても切れない血縁という名の縁についてのお悩みです
人間関係というものは人として生きていく限りは一生付きまとうものです。
それでも、両親や友人、恋人など理解者が周りにいてくれれば生きていくことの苦しみが少しは緩和されるでしょう。
しかし、缶コーヒー様の場合は人生の根幹ともいえる両親との関係が芳しくない状態です。
他人であればさっさと切ってしまえばよいですし、非情にでもなれるでしょう。
しかし、家族は公私ともに絶縁することは難しい関係です。
どうやったら少しでも楽に息ができるようになるか。考えていきます。
一生付きまとう「人間関係」それは職場や友人だけの話ではありません。
雑な字ですみません。
こちらは人体星図というもので、その方の性格や人生の大まかな流れを観ることができます。
真ん中の星である牽牛星は戦いの星。戦の役割でいう軍師や文官を担っています。
牽牛星は責任感が強く、物事に真面目に取り組む誇り高い星が特徴です。
その為、缶コーヒーさまは一人での行動よりもチーム全体で物事に取り組むことが好きであると推察します。
ご家族の方とうまくいかないことを悩んでいるのもうかがえます。
しかし、今回注目する点は赤く囲まれた部分です。この部分は「中殺」といわれる部分で本来の星の動きを全くしなくなるか過度に出るかとどちらかになります。
そして牽牛星の上にある禄存星という星は人間関係でいえばご両親やご先祖様に当たる部分。この部分がうまく働かない状態です。その為、ご両親(とりわけお父様)との縁が薄くなることがあるのです。
また、一番右上の星である天庫星という星は出生~20代半ばを表す星ですが、この星も中殺されています。
天庫星は「墓守の星」とも言われ、その家を代々守る役割が任されていますがこの星が動くことができない状態であるとあまり人とかかわるのが好きではない性分になるのです。それは実両親であっても例外ではありません。
周りとの摩擦が絶えない、波の大きな人生を送ることも珍しくない方になります。
難しければ深く関わらなくてもいい。人間関係の捨拾選択をする
算命学ではこのように人とのかかわりの得手不得手も推察することができます。
もちろん、すべて当たるわけではありません。けれど、自分の中での折り合いをつける理由に微力ながらなるかと思います。
生まれた瞬間から、難しい親子関係を持っているのであれば、育ててもらった恩だけは忘れずに遠くで自分なりの人生を歩めばよいのです。
自分のできることを一生懸命やって、かかわりを最小限にしておきましょう。関わって余計に関係がこじれるくらいなら最小限のかかわりにして距離を取るほうが精神的安定につながります。自分の心を守るのは自分しかいないのです。
人とのかかわりは多く持てばその分とても重く、安定しなくなります。
本当に大切な人を見誤ることなく、自分の心の中の平和を保つことに尽力しましょう。缶コーヒーさまの心の安寧が保たれますようお祈りしております。
このように、算命学を通してお悩み相談を受け付けております。
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