既婚者だけど好きな人ができてしまった。音信不通になった彼女の気持ちを知りたい。
永遠の愛の存在の有無は個々人の努力によるのです。
既婚者の身でありながらある方とお付き合いしていました。彼女と復縁するために離婚の手続きをしていましたが、ラインが未読無視に…。彼女の気持ちを知りたいです。
身辺整理をしていたSSRさま。急に音信不通になった想い人に困惑しています。
「筋を通す」という言葉があります。
この「筋」というのは筋肉や筋肉の中を通る細い線を表しています。
細いながらも途切れずまっすぐつながるその様を物事の道理を通すことにつながりました。
道理というのは人として正しい道のこと。
筋を通さない生き方を重ねるのは自分の信頼にキズをつける行為なのです。
しかし、筋を通さない行為をした人が未来永劫許されないというのもまた違うこと。
いかなる人も間違いを犯す可能性はありますし、問題の大きさはあれど誰一人間違わない人間はいないのです。
贖罪のチャンスがSSRさまに残されているのか。お相手さまのお心を観ていきます。
奥さまと離婚は成立しつつある上での音信不通…彼女は何を思うのか
まず、お2人それぞれの特徴を見た後、相性を観ていきます。
SSRさまは辛の星を持っています。
この星は宝石の星で前回の記事でも取り上げた星です。
ご参照まで↓
宝石は大地に埋まっているので掘り出して洗い流して研磨しなければ光り輝きません。
そのため、自己研鑽がなければ大成することはありません。
自身が宝石であると自覚して己を磨く努力をしなければつまらない人になりがちです。
宝石の星を持つ人は努力と教養が絶対条件ですがSSRさまの場合は陰占の並びからみると
他の人よりも自身の希望や夢がかないやすい並びになっています。
もちろん、努力は必要ですが一代で大成功することができると言われています。
しかし、これは経済面だけの話です。
また、辛未は生涯独身を通すと財運が上がる星です。
男の人の場合は一度結婚すると2、3回結婚離婚を繰り返しやすくなります。
次は彼女さまです。
甲申。甲とは大木です。申は金属ですが季節では秋。大木が落葉を始める時期です。
甲は甘い環境では育ちません。雨風を受けてしっかり根を張って幹を育てて自分の力で立つことが肝要の星です。
その為、自身の身に降りかかる困難から逃げてはいけない星です。
責任感が強くて正直。曲がったことが嫌いなストレートな性格。
外から見れば「頑固な人」だと思われる方ですが、自分のペースを守りたいという欲求が根底にあるからです。
着実に自身の世界を作り出していきますが、好んで人と争うようなことはしません。
今年は玉堂星という星の影響を受けます。この星は新しいものより古いものに価値を見出す星で
学習に向いている1年です。
玉堂星は批判力の強い星です。もともと甲の星は正義感の強い星ですから輪にかけて間違ったことをする人を許せない気持ちになる傾向が強いでしょう。
算命学から観た2人の相性を観ていきます
お2人の相性を天中殺で観てみますと、SSRさまにとって彼女さまはかゆいところに手が届くひとです。
SSRさまがやらなければいけないことを頭に入れていてくれて、手伝ってほしいことや事前準備を
済ませてくれるとても居心地のいい関係です。
彼女さまの胸の星、禄存星は慈愛の星。SSRさまのことをいたわり、褒めて癒してくれる人です。
彼女さまの尽くす姿勢はとても良い雰囲気を醸し出しますが、それは仕事上の話で家庭や私事になると
穏やかな雰囲気はなくなります。
一見良い相性にもみえますが、お2人の陰占には「刑」という状態になっています。
これはお2人の相性がとてもいさかいの起こりやすいことを示しています。
2人でいると小さな問題が収拾のつかない大きな問題に発展してしまう傾向があります。
その為、離婚が成立して連絡がとれたとしても一難去ってまた一難になる可能性が高い相性といえます。
タロットで鑑定してみる。2人の関係はどうなるのか?彼女のきもちは?
今回は事情も事情なのでタロットカードも併せてみていきます。
彼女さまの気持ち
彼女さまの中にはおそらくSSRさまへの怒りがあったのだと思います。ご相談の内容には既婚者であることを知っていて付き合ったのか、知らなかったのか明記されていなかったので何とも言えません。
しかし、不貞行為をしてしまった自分への怒りとSSRさまの怒り、「このままではいけない」と思い立ち上がろうとしています。
忍耐深く、自分のことを見つめている状況です。もうSSRさまとの関係を戻すことはないと思われます。
SSRさまの気持ち
自分の身辺整理ができたので状況が変わりつつあることを感じています。
しかし、彼女さまに連絡がつかなくなったことで手に入るはずだったものに執着しつつあります。
また、何もかも失って一人になるのを恐れて手放すつもりだったものに後ろ髪をひかれ始めています。
SSRさまがやるべきこと
まずは自分の行いを振り返ってみましょう。自分のことを一番に考えていませんか?
自分のことを考えるのはいつでも悪というわけではありません。
しかし、自分が壱番で受け取ることが当たり前の人には何も残りません。
与えてこそ、頂けるのです。
他の人のところに行く後姿を見送る奥さま。
自分以外の女性のところへ帰っていく後姿を見送る彼女さま。
2人の女性の心情を考えたことはありますか?
隠れた問題
この問題は現実をきちんと見えていないことから発生しています。
とっくに終わった関係なのに目をそらして、お互いに不信感を抱いている状態です。
おそらく、早い段階で彼女さまからSSRさまへの信頼はなかったのではないかと見受けられます。
キーカード
おそらくですが、彼女さまから関係終了を告げられると思います。
今までの現状が大きく変わる暗示がありますので、思い切ってやり直すチャンスだと思い直してみてください。
終わることは悪いことではない。孤独を恐れずに前を向いて歩き始めて。
↑上の陽占図(9分割した四角形)の一番上の段の左側をご覧ください。
ここには「調」と書いてありますが、ここには「調舒星」という星が入ります。
この四角に入る星は伴星と言われており、生き方に迷ったときに道しるべになる星です。
調舒星は孤独に強い人間になる必要があります。
調舒星は芸術の星。感性の鋭い才能がある星です。
SSRさまにしかできない何かが必ずありますから、それを探してください。
孤独に負けない、自分を磨くことを忘れない。
自分だけにしかない、自分だけの宝石を探してください。
何もかもなくなっても、SSRさまには自分の奥に眠る宝石があります。
負けないで、力強く一歩を踏み出してください。
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