好きな人は既婚者です…先の見えない半端な関係を終わらせたい(20代)
お付き合いをしている人がいます。けれど、彼は既婚者。先の見えない関係に嫌気がさしているのにやめることができません。
悩みを抱えるM様からのお話です。ままならぬのが人生。お辛い立場におられる様子です。
人を愛するということは尊いことです。しかし、その尊さが時に許されないこともあります。
正論を言えば話は簡単ですが、人間の心というのは機械にように理路整然と動くものではありません。
自身の立場が許されるものではないと理解していても、やめなければいけないと感じていても。
簡単に動かないのが人というものです。
では、どうすれば少しでもよい未来に進めるのでしょうか?
心の傷があなたを強くする。歩き出すためにも受け入れて。
Mさまは甲という木の星をお持ちです。木の星はぐんぐん大きくなるためには雨風や雪に負けない丈夫な幹が必要です。まっすぐ伸びるその体のように性格もまっすぐでうそをつけない性格です。つまり、秘密を持つことに全く向いていません。そして、誰よりも挫折することが必要な星です。しかし、戦い抜いた心は誰よりも美しく、そのまっすぐさに周りの人の目を奪う存在になります。恋愛願望や結婚願望も強いですから、自身の夢をかなえるためにも恐れずに経験を重ねていきましょう。
結婚星から見る恋愛運。心は日常生活につながっています。
算命学には結婚星というものがあります。しかし、この星があれば結婚できるというわけではありません。この星が1つであれば一度に愛せるのは一人だけ…というように愛情の容積であったり、結婚に対しての姿勢を表しています。ちなみに1つもお持ちではない人もいます。その場合は人生において結婚や恋愛に重きを置かない人であったり、アプローチに気が付かない人のようです。Mさまは結婚星を2つ持っています。これは最終的に結婚という形でのハッピーエンドを求める傾向があります。
では1つの人と比べて何が違うのでしょうか?結婚星を1つしか持たない人は結婚相手を慎重に丁寧に選択します。対して2つ持つ方は「男の人は一人じゃない」とあっさり別れてしまいます。そしてあまり考えることなく再婚離婚を繰り返します。しかし、結婚星を持つ方は基本的に恋愛をしたらお嫁に行きたいと思うようになります。それなのに、もうすでによその人のものになっている既婚者をなぜ選んだのでしょう?これはただの経験からの推測なのですが、人が自分の考えと違う行動をするときは日常生活に満たされない何かがある場合が多々あります。
例えば
「仕事やプライベートがうまくいかない」「一人でいるのは寂しい」「本命の彼氏はプロポーズしてくれない」など。満たされない欲求を他のことで満たそうとしているのです。自分のぽっかり空いた心の空白を一生懸命埋めようとしているのかもしれません。残念ですが、その空いた穴は穴を空けている問題を根本的にやっつけなければ現状がよくなることはありません。憂さ晴らしはその場しのぎにしかならないのです。
見ないふりは厳禁!両目を開けて相手を見ましょう。
お相手さまは太陽の星をお持ちです。太陽の星を持つ方は周囲に温かさをもたらす存在です。ただ、太陽の光というのは時にはさえぎりたい時もあります。冬の柔らかな太陽の光はありがたいのですが真夏の太陽から降り注ぐ直射日光は困ります。このように受け取る相手によってはありがたくもあり困惑を与える存在となります。おおらかで隠し事ができない正直者。明るく行動的です。木の星をもつMさまとの相性ですが、どちらかが相手に対して大きな懐で見守る心の容積があればうまくいく運勢です。つまり、何かの原因でどちらかが弱っていたり困っていたりする場合は助け合える良い運勢です。しかし、その問題が解決してくると今度はうまくいかなくなります。自己主張することで相手の粗が見えてくるからです。
エネルギーを使う場所を選んで!あなたは素敵な人です。
木の星を持つ人には試練が必要と先ほど明記しました。ただ、試練というものは学生時代には避けられない試練はあるものの社会人になればその種類によっては避けてよい試練というものもあります。
私はM様にも、お相手にすらお会いしたことはありません。ですから、奥方がいる方という状況を打破してまでその方の隣にいたいかどうかわかりません。もしかしたら、慰謝料や養育費等、金銭的な問題を解決すればよいと思っているかもしれません。しかし、失うものはそれだけではありません。ご両親の考えによっては絶縁になるかもしれませんし、交友関係などにも影響が出るでしょう。社会的地位によってはお仕事にも影響が出るかもしれません。なによりも、Mさまとお相手の間にも見えない信頼関係の揺らぎが発生するでしょう。
「この人は一度、大切な人を裏切っている」この事実は変わらないまま2人の間に横たわるのです。
木というものは時に花を咲かせ、実を結び、動物を休ませる。この地球上になくてはならない存在です。今は痛くともきっと痛みから立ち上がったM様は美しい人になります。そんな自分になるためにも、エネルギーの使いどころを間違えないようにしてください。
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